浴室のエプロン内部(浴槽裏側)の掃除方法

ラスカル

2017年02月14日 07:37

マンションの浴室では、浴槽の側面(洗い場側)のカバーが取り外し可能になっています。(戸建ての浴室では2割程度がそのようになっている)

その取り外し可能なカバーのことを「エプロン」と言います。カバーのどちらかの端に「エプロンの外し方」というようなシールが貼っており、そのシールが貼ってあればエプロンが外せるということです。

エプロンを外して内部を覗いてみると・・・・ちょっと怖いことになっています。

エプロンの形状によって汚れやすい、汚れにくいがあるので、一概には言えませんが大抵の場合、かなりの汚れになっています。



エプロン内部は髪の毛や石鹸カスが溜まりやすく、ヌメリ汚れやカビの繁殖が多い箇所なのです。

見えないところなので「まぁいいか」と見逃してしまいがちですが、エプロン内部にカビが繁殖していると、浴室の他の場所をいくらキレイにしていてもエプロン内部から嫌な臭いがでてしまいます。

それに、カビの胞子が放たれ続けますので、浴室全体がカビやすくなってしまいます。

ですので定期的に確認し、汚れがない状態にしておくことがベストなのです。

といったものの、数年間放置して中の状態が下の写真のようになっていれば、ご自身での掃除は厳しいかもしれません。



しかし、汚れがまだ軽度なら、皆様にも掃除ができます!

《皆様にもできるエプロン内部の掃除の手順》

準備するもの
バケツ・ゴム手袋・ハイター・ゴミ袋・スポンジ類・

①ゴム手袋を付けておく。
②浴室の換気扇を強でつけておく。
③バケツに5倍~10倍に薄めたハイターを5リットル~10リットルつくる。
④エプロンを外す(外し方はエプロンに貼っているシールを確認)。
⑤エプロン内部に固形の汚れやゴミがあれば除去しておく(そのまま作業をすすめると排水口に詰まる可能性があるので)。
⑥エプロンの裏側や浴槽の裏側の手の届く範囲にカビがあれば、スポンジに薄めたハイターを含ませて塗っておく。このとき、黒くなった箇所以外にもカビの胞子が付着していることが予想されるので、なるべく広範囲に塗布する。
⑦バケツにつくったハイターの液を内部の底面に行き渡るように勢い良く流し込む。(跳ね返って身体や顔にハイターがかからないように注意が必要)。
⑧30分程そのまま放置してからシャワーでよく流す。(浴室内に刺激臭がのこっている可能性があるので、確認してから)
⑨ゴミが多い場合は手で除去する。
⑩手が届く範囲に汚れがあればスポンジなどで擦って除去する。
⑪もう一度流水で汚れと洗剤成分をよく流す。

こんな感じの作業になります。

ハイター(塩素系の洗剤ならなんでもいいです)を大量に使うので刺激臭が苦手な方はやらないほうが良いかもしれません。

苦手ではない方もマスクや保護メガネなどを使い、十分気を付けながら作業して下さい。換気は忘れないように必ず行って下さい。















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